乃木坂46の2021年の個人的名場面と個人的ちょっといい場面を自分用に整理しておきます。
ちょっといい場面(1)「笑点 お正月だよ! 大喜利まつり」(2021/1/1)で、本田姉妹から優勝賞品を分け譲られた生田絵梨花さんが恐縮しながらも「座布団ほしいの」と天丼する場面
なぜ生田さんが乃木坂46の代表として笑点へ出演し大喜利しているのか? ファンである我々も分からない(でも、納得感はある)。
あと、可愛い。
ちょっといい場面(2)「ポケットモンスター」(2021/1/8)で、からあげ姉妹こと生田絵梨花さんと松村沙友理さんがオープニングテーマ「1・2・3」を担当する場面
楽曲がすごくいいんですよね。ちょっとボカロっぽいというか。
あと、MVがめちゃくちゃ可愛い(ちなみに、西川くんとキリショーバージョンのMVもよかった……)。
ちょっといい場面(3)「乃木坂工事中」(2021/1/10)のCMで、「あけましておめでとうございます」という乃木坂46からのメッセージが流れる場面
これまでずっと齋藤飛鳥さんのナレーションだったところ、今回からは山下美月さんになっていたのが印象的でした。
ちょっといい場面(4)「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」(2021/2/23)で、1期生が「狼に口笛を」をパフォーマンスする場面
ライブ冒頭MCで「あの曲であの動物が出てきます」と話していて、なんのことかと思ったら「狼に口笛を」で狼の着ぐるみを来た人たちが出てきたので、笑った。
名場面(1)「9th YEAR BIRTHDAY LIVE アフター配信」(2021/2/23)で、4期生が「四番目の光」をパフォーマンスする際、テンションの上がった生田絵梨花さんが一緒に歌ってしまう場面
髙橋 いや、先輩の皆さんも盛り上がってましたけれども、生田さん、いかがでした?
生田 最高! 最高ですよ。もうなんか……お客さん? お客さんでした、もう。
和田 お客さんの癖にめっちゃ歌ってましたから。
髙橋 めちゃくちゃ踊ってましたね。
和田 オンマイクで歌ってました。
生田 とまれ~だっけ?
和田 え、届け?
生田 え、なんだっけ、届け~だっけ?
松村 登れ~。
生田 あ、登れ~だ。登れ~を誰よりも伸ばしちゃいました。
確かに「登れ~」を生田さんがオンマイクで誰よりも伸ばしていて笑った。
ちょっといい場面(5)「シブヤノオト」(2021/3/23)で「帰り道は遠回りしたくなる」をパフォーマンスする際、「輝く未来のためと」でセンター与田祐希さんとターンする相手が堀未央奈さんだった場面
「文脈!」と思った(輝く未来のためとでターンする相手は鉄板の文脈なんですが)(と思ったら観た人みんな「与田堀くるくる」の話しかしてなかった……)。
名場面(2)「9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~2期生ライブ アフター配信」(2021/3/28)で、堀未央奈さんが「サイコキネシスの可能性」の間奏でアドリブダンスを披露する場面
そもそもBIRTHDAY LIVE本体アフター配信(2/23)の期生別イントロ早押し対決で、2期生が勝利した時に披露したい曲が「サイコキネシスの可能性」でした。その時は「なんでまた?」と思ったけれども、ようやく理由が分かりました。それは堀さんのアドリブダンスが面白いから。2期生は一度はファンに見せたかったのですね。
おなじ日の「乃木坂工事中」(2021/3/28)でも堀さんのアドリブダンスが計3回披露されていました。
「サイコキネシスの可能性」は好きな楽曲なんだけど、表題曲でもアンダー曲でもなく、盛り上げ曲でもダンス曲でもないので、「海流の島よ」や「人間という名の楽器」のように事実上バースデイライブでしか披露されない楽曲でした。それがまさかこんなにフィーチャーされる日が来るなんて……!
名場面(3)「9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~1期生ライブ」(2021/3/29)で年少チームが「でこぴん」をパフォーマンスする場面
とはいえ9thバスラ1期生ライブは全編名場面です!
ちょっといい場面(6)「SONGS」(2021/4/22)で斉藤由貴さんと生田絵梨花さんが「卒業」をパフォーマンスする場面
生田さんが筒美京平/松本隆楽曲を歌うという妙味、確かな歌唱力、にも関わらずこれは斉藤由貴さんのための歌なのだろうという実感。見所のたくさんあるプログラムでした。
ちょっといい場面(7)「うたコン」(2021/4/27)で生田絵梨花さんが「オン・マイ・オウン」をパフォーマンスする場面
生田さんは歌える人ですが、ことミュージカルに関しては特効をもっているのでは。
ちょっといい場面(8)「9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~4期生ライブ」(2021/5/8)でVTRの齋藤飛鳥さんが「4期生のかっこいいところが見たい、かっこいいといえば「世界で一番孤独なLover」。どうぞ」と振って、それから4期生の披露したのが「サイコキネシスの可能性」だった場面
2021年は「サイコキネシスの可能性」再評価元年。
ちょっといい場面(9)「乃木坂工事中」(2021/7/4)の「設楽王決定戦」で松村沙友理さん考案の競技名が発表されるたびに後輩メンバーが顔を見合わせて困惑する場面
卒業する松村さんの持ち込み企画でしたが、めちゃくちゃくだらなくて、最後まで笑かしてくれました。
ちょっといい場面(10)「真夏の全国ツアー」(2021/8/22)で梅澤美波さんが、アイドルを知らずにアイドルになったからすごく大変だっただろう、と卒業する大園桃子さんへ語りかける場面
「乃木坂工事中」で初めて大園さんを見た時、よくもまあこんな子を鹿児島から東京へ連れて来たなと思ったものだけれど、5年間を経てもついぞ芸能界にはなじまなかったということであれば、やはり人として首尾は一貫している。芸能界、彼女にとって耐え難いことがたくさんあったんでしょうね……
3期生として乃木坂に加入して、
優しさに触れ、幸せで、嬉しくて、
乃木坂に入っていなければこんな素敵な
瞬間を味わうことはできなかっただろうな
ということも沢山。毎日泣いて、光が見えなくて
乃木坂に入っていなければこんなに
辛くて怖い思いをしないですんだのにな
ということも沢山。
どちらの感情も
味わった約5年間でした。
ちょっといい場面(11)「乃木坂工事中」(2021/9/26)で生田絵梨花さんが美味しそうなだし巻き玉子を作る場面
前身の「乃木坂って、どこ?」(2011/12/19)でだし巻き玉子を作ろうとIHの上に卵と煮干しを直接ぶちまけてから10年(!)、アイドルというより人間的な成長を見せた生田さんの見事な伏線回収でした。おなじように、「乃木坂って、どこ?」(2012/1/30)でショパンのエチュードを披露するも日村さんの「Get Wild」前奏にTV的な意味で負けてしまったところ、「乃木坂工事中」(2021/12/26)で日村さんと「Get Wild」を連弾するというこれまた見事な伏線回収をする生田さん、素晴らしい。
そしてこうした伏線の回収が、のちの卒業発表を予感させるのでした……
ちょっといい場面(12)「真夏の全国ツアー FINAL!」(2021/11/21)の「きっかけ」を生歌で披露する際、久保史緒里さんと生田絵梨花さんが大サビを歌い上げる場面
「♪ほら人ごみの~」は生田さんの有名なパートですが、卒業を目前にして久保さんが継承したのなら納得……と思っていたところ、「♪自分のこと~」から引き継いだ生田さんの圧倒的な歌唱力に、観客ももはや笑うしかなかったという。
1番2番のサビ前を任された林瑠奈さん、柴田柚菜さんも光るものがありました。
名場面(4)「生田絵梨花卒業コンサート」(2021/12/15)の「3番目の風」の間奏で生田絵梨花さんが3期生メンバーとダンスバトルする場面
自分が期別の曲のセンターに入ることで「期別パート」と「卒コン」を両立させる生田さんのアイディアがまずすごいし、ダンスを通じた刹那の交感というアイドルならではの表現技法に脱帽。そして息も絶え絶えになるまで全力投球。フレッシュなアイディアとそれを貫徹するパフォーマンス力を両方兼ね備えた生田絵梨花、やっぱハンパネエわ。