乃木坂46の2020年の個人的名場面と個人的ちょっといい場面を自分用に整理しておきます。
ちょっといい場面(1)「うわっ! ダマされた大賞2020」(2020/1/3)で、毒ガスで倒れた振りをするメンバーを、高山一実さんが救出する場面
トリアージという言葉を使わずにトリアージしているところが秀逸。
名場面(1)「乃木坂工事中」(2020/1/5)のCMで、「明けましておめでとうございます」という乃木坂46からのメッセージが流れる場面
2019年最後の乃木坂工事中での「よいお年を」CMは織り込み済みだったと思われますが、2020年最初に「明けましておめでとうございます」CMを流してくるのは予想外でした。
過去と現在の対比を繰り返し行った上で、未来を予感させるカットをインサートする、という演出も見事です。
ちょっといい場面(2)「乃木坂工事中」(2020/1/12)のCMで、「受験生の皆様がベストを尽くせることを願っています」という乃木坂46からのメッセージが流れる場面
年末の「よいお年を」CMは織り込み済みで、年明けの「明けましておめでとうございます」CMはサプライズだったところ、さらにセンター試験直前で「受験生の皆様」CMを重ねてきたのはかなりびっくり。
ちょっといい場面(3)「かなりんのトップ目とれるカナ?」(2020/1/25)に応援ゲストとして出演した北野日奈子さんがダマテン七対子の待ちを答える場面
麻雀歴は家族麻雀のみという北野さんに、解説の鈴木たろうさんが力量を推し量ろうとしたのだろう、質問していたが、ちゃんと三筒と回答できていた。
ちょっといい場面(4)「バナナマンのドライブスリー」(2020/2/11)で、バナナマンと白石麻衣さんがDREAMS COME TRUEの「うれしい! たのしい! 大好き!」を唄う場面
ドリカム? って思う人もいるかもしれないけど、ここはやっぱりドリカムなんですよ。
名場面(2)「8th YEAR BIRTHDAY LIVE DAY4」(2020/2/24)で、伊藤純奈さんと久保史緒里さんが「もし君がいなければ」を歌唱する場面
アイドルのライブに歌唱力を求めているわけではない。が、うまいとやはりはっとさせられる。
衛藤美彩さんの卒業ソロ曲を舞台で共演した伊藤純奈さんと久保史緒里が歌うというセレクトもさることながら、純奈さんのパンチのある声、ハモに入る久保さんの声、両方素晴らしい。
ちょっといい場面(5)「サムのこと」(2020/3/20)で、遠藤さくらさん演じるサムの金川沙耶さん演じるスミへのキスに、早川聖来さん演じるアリが息を呑む場面
「サムのこと」はなかなか面白かったです。恐らくお話作りに秋元康さんが絡んでないのだと思われますが、それが完全に功を奏しているのでしょう。
ちょっといい場面(6)「うたコン」(2020/3/31)で、高山一実さん、久保史緒里さん、賀喜遥香さんが「微笑がえし」をパフォーマンスする場面
アイドルが、かつてのアイドルのラストシングルを引用して、メンバー卒業のはなむけとするの、ハイコンテキストだ(企画したのはご年配の方かもですが)。
あと、この3名はコーラスができる3名なので、ほんとにちょっとキャンディーズっぽいところも見逃せない。
ちょっといい場面(7)「Qさま!!」(2020/4/20)で、新MCの高山一実さんがぬるっと登場する場面
すごいところに食い込んだなというか、めちゃくちゃ順当というか。応援しています。
名場面(3)「乃木坂工事中」(2020/5/24)で、星野みなみさんがバナナマンに「みなみちゃん」呼びをお願いする場面
関係ないけど、「少年ジャンプ+」へ掲載された『引退した推しの上司になりました』(雪尾ゆき)というマンガを読んで、「言うてアイドルが部下になったって普通に仕事させるでしょ」という感想をもったけれど、仮に星野みなみさんが部下になったらと想像すると……うーん、間違いなく甘やかすな……
ちょっといい場面(8)「乃木坂46時間TV」(2020/6/20)の「乃木坂電視台」で、帰国子女の清宮レイさんに対し、和田まあやさんが「清宮ちゃんは英語がペロペロだから」と言う場面
和田さんはナイツの言い間違え漫才を自然体でやる女。
ちょっといい場面(9)「乃木坂46時間TV」(2020/6/20)の「乃木坂電視台」で、高山一実さん演じる「カズ先輩」の降臨に早川聖来さんがときめく場面
めちゃくちゃ嬉しそう。
ちょっといい場面(10)「乃木坂46時間TV」(2020/6/20)の「1期 9年目の同期会」で、乃木坂46のオーディションを受けた際、三次で落ちたと思い込んだ中元日芽香さん、樋口日奈さん、星野みなみさん、和田まあやさんが帰りにカラオケに寄ったと思い出を語る場面
いいエピソード。
名場面(4)「乃木坂46時間TV」(2020/6/20)の「1期 9年目の同期会」で、和田まあやさんのほくろ増殖が発覚する場面
前も少し書いたけど、視聴者も巻き込んだ映像ドッキリは、叙述トリックの味わいがある。
ちょっといい場面(11)「乃木坂46時間TV」(2020/6/20)の「乃木坂電視台」で、北川悠理さんがAIロボットから「1983年阪神タイガースの生え抜きで初めて2000本安打を打ったのは次のうちどちら?」と問い詰められる場面
2001年カルフォルニア州生まれの人に訊くの面白過ぎる。
名場面(5)「音楽の日」(2020/7/18)で、久保史緒里さんが『リトルマーメイド』の「パート・オブ・ユア・ワールド」を歌唱する場面
本来生田絵梨花さんの出番だったところ、ちょっと言葉にできないような出来事で欠席。その代打を久保さんが見事に果たしました。
名場面(6)「乃木坂工事中」(2020/7/19)で、渡辺みり愛さんが「気配ゼロから、気づいたら会話に参加している山崎怜奈」をモノマネする場面
内輪ウケものまねのこのシリーズでは個人的にピカイチだった。あ、これ、触れていいんだというか、もうイジれるくらいの関係性になったんだというか。
ゲラってた岩本蓮加さんに設楽さんが振ったところ、先輩を立てつつネタ自体は否定しないという秀逸なコメントをしていたのも好印象。
名場面(7)「乃木坂工事中」(2020/8/16)のCMで、『ALL MV COLLECTION2』のCMが卒業生版、アンダー版、白石さん版、飛鳥さん版、3期生版、4期生版と次々放映される場面
さらに翌週以降も与田さん版、遠藤さん版、松村さん版、堀さん版も放映されるなど気合の入った宣伝でした。
ちょっといい場面(12)「白石麻衣誕生日&チャンネル開設記念LIVE!」(2020/8/20)で松村沙友理さんと高山一実さんが白石麻衣さんへ誕生日プレゼントを渡す場面
わたしたちがみたいものをみせてくれてありがとう……
ちょっといい場面(13)「乃木坂工事中」(2020/9/20)でバナナマン日村さんに対して中田花奈さんが「メモしてんのになに時間かけてんだよ」とアドリブで悪口を言う場面
昔やってた中田さんがノータイムでファンに罵りを返す芸、好きなんですよ。
「かなりん、今あだ名ちょうだい」「空気読めないとかよくこの時代に生きてこれたね」
「心理テスト この僕が道端で倒れていました。あなたならどう助ける?」「ゴミかと思って踏む」
「先日は撮影ありがとうございました!グラビアの完成を楽しみにしていてください!」「いつもグラビア完成したのをいち早く見てニヤニヤするのとかばればれなんですけど(¬_¬)」
名場面(8)「Mai Shiraishi Graduation Concert」(2020/10/28)で、生田絵梨花さんと白石麻衣さんが「きっかけ」を歌唱する場面
待って尊い。
ちょっといい場面(14)「4期生ライブ2020」(2020/12/6)で賀喜遥香さんと金川沙耶さんが奇天烈な掛け合いを枕に「孤独兄弟」をパフォーマンスする場面
金川さんのあだ名「やんちゃん」から「やんちゃ」というダジャレ→やんちゃなエピソードを披露する掛け合い→ガソリンスタンドでドアガラスを拭いてと頼まれてドアガラスを抜き取ってしまう→代わりの車を用意してほしい→「二万で買った中古のバイク」→「孤独兄弟」。
これ、誰が考えた台本なのかな……
ちょっといい場面(15)「CDTV ライブ! ライブ!クリスマススペシャル」(2020/12/21)で選抜メンバーが「I see...」をパフォーマンスする場面
「乃木坂46カラオケベスト10」という要出典なコーナーで披露されたんだけど、そもそも歌番組の中でそういう企画があること自体、「覇権アイドル強い……」と思った。
2021/1/1追記
ちょっといい場面(16)「バナナマンのせっかくグルメ!! 大みそか5時間SP!!」(2020/12/31)で高山一実さん、生田絵梨花さん、久保史緒里さん、バナナマン日村さんが「Route 246」をパフォーマンスする場面
2020年の「紅白歌合戦」は「せっかくグルメ」が裏被りしているためバナナマンの特別出演はなしか……と残念がっていたところ、紅白と「CDTV」の合間で乃木坂46が「せっかくグルメ」に生出演。しっかりと仲のよさをアピールしたのでした。そして、日村さんは乃木坂のどの曲もだいたいそれっぽく踊れる……