ぶりだいこんブログ

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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(ライアン・ジョンソン/2017)

 2015年より始まった「スター・ウォーズ」新シリーズの第2弾。前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にてまさにフォースを覚醒させたレイや、元敵国兵のフィン、ダースベイダーの後継者カイロ・レンの他、旧シリーズのルーク・スカイウォーカーレイア姫、チューバッカらも登場し、銀河の支配を目論む集団「ファースト・オーダー」と反乱軍の戦いを描く。監督は『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソンが抜擢の形で担当する。

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ネタバレしてます。


 キャラクターの立て方はさすがに上手だなと思います。BB-8とかチューバッカはとても可愛い。BB-8がポーと再会のハグをする場面は可愛いし、チューバッカが島の鳥みたいなのにイジられてるのも可愛い。それから、ルークはちゃんとライトセーバーで戦う場面があるし、レイアも宇宙空間に放り出されたあとフォースの力で戻ってくるとか、まあ、そこはちょっとどうでもいいかもしれないけど、反乱を起こしたポーを鎮圧するとかキャラ立ちする場面が多い。もちろん、レイとカイロ・レンが共闘する場面は燃えるし(このまま手を組んで、レイがファーストオーダーに行っても、カイロ・レンがファーストオーダーを出て行っでも、斬新だったけどな)、フィンもレイ大好きで脱走するところは、まあ、そこはどうでもいいかもしれないけど、キャプテン・ファズマと対決する場面もあって、よかった。
 というわけで、キャラクター的な見どころは、たくさんあって、楽しめた。
 でも、長い。
 塩の星に到着する辺りでそろそろ終わりかな、と思ったよね? でも、そこからまだ続く(体感的には塩の星に到着する辺りで2時間)。長くて意味があるならよいけど、例えば、フィンとローズがカジノの星に行くくだりとか必要ありましたかね? このエピソードの幕切れに至り(ハッカーみたいな男がさくっと裏切る……別に伏線も回収もなく)、「え、このくだりなんだったの!?」と思った。
 いや、分かるんです。フィンとローズを活躍させる場面を入れたかった。それは分かる。実際活躍してたし。でも、だったらもうちょっと話の作り方あるじゃないですか。まあ、「スター・ウォーズ」って銀河史的に割とどうでもよさそうな感じのエピソードを入れがちだし、それが持ち味だとは思いますが、にしても、例えば、『帝国の逆襲』冒頭のルークがイエティみたいな奴に襲われるエピソードがあるじゃないですか。あれも、観た時は「のっけからどうでもいい話だな。早くストーリー進めろよ」と思ったが、一応、あれでストーリーは進むんですよね。
『最後のジェダイ』はカジノの星が典型だけど、全般的に「マンガ原作アニメの、原作マンガの連載に追いつきそうだから無理やり埋めたオリジナルエピソード」のような印象を受けた。なんにも話が展開しないんだ。『フォースの覚醒』はもっと「なにが起こるんだろう」とわくわくしたような印象があるけれど、それは新キャラボーナスなのか、J・J・エイブラムスの手腕なのか、それとも記憶が単に美化されているのか……

 

スター・ウォーズ/最後のジェダイ  オリジナル・サウンドトラック

スター・ウォーズ/最後のジェダイ オリジナル・サウンドトラック