お粥
TVのニュース番組を点けると、朝のソウルの気温は24.4度とのこと。ちなみに、TVの天気予報を眺めていると、くもりマークや雨マークに混じって、「좋음」と文字で表記されることがあって、なんだろうと調べると「快晴」の意味らしい。それだけマークじゃないんだ……
朝食は世宗ホテルのすぐ近くにある秀家(スガ)。
あわび粥。なぜだかチヂミも付いてきます。ボリューミー。
宗廟
明洞駅から忠武路で3号線へ乗り換え、鍾路3街で降車。
宗廟で9時より日本語ガイドツアー。
宗廟(チョンミョ)は朝鮮王朝の歴代の王と王妃の位牌が祀られている堂。基本的にはガイドツアーのみとなっており、日本語によるツアーも1日に数回用意されている。
解説嬢の話がなかなか堂に入っており、ためになる。宗廟そのものはお堂があるだけで別に中に入れたりするわけでないので、実物を見ながら話を聞いてふんふんと頷いているのがよいですね。なので、自由行動可能な日もありますが、是非日本語ガイドツアーを。
鍾閣
鍾路3街から歩いて鍾閣へ。こういうなんでもない街並みに心が洗われます。
大変蒸し暑く、のどが渇いたので途中で見かけたミルクホールというカフェへ。
カフェラテ。
鍾閣にある永豊文庫。ソウルの大きな書店。
話に聞いている通り、韓国はTOEICが盛ん。
実は自分もTOEICの勉強を韓国系のテキストで勉強していた(Amazonのレビュー通り、リスニングは本番より難しい(笑))。
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韓国の推理小説を探したかったけれども、自分の眼力では見つけられなかった。
トラペヂウム。
82ニョンセン、キムジヨン。
カンジャンケジャン
鍾閣から市庁で2号線へ乗り換え、阿峴へ。
阿峴洞(アヒョンドン)カンジャンケジャン。
店内は日本人、中国人、それから近所の韓国人勤め人で賑わっています。
カンジャンケジャンは渡り蟹を醤油づけしたもの。はさみで豪快にぶった切られたものが、白飯やパンチャンと一緒に配膳されます。ビニール手袋も提供されるので、蟹を手で掴んで味噌をチュウチュウ吸ったり、甲羅に白飯をのせて味噌と混ぜて食べたりします。
阿峴駅。
国立中央博物館
市庁で1号線へ乗り換え、さらにソウル駅で4号線へ乗り換え、二村へ。
国立中央博物館。
常設展示の建物。大きい。
常設展は3フロアに跨っており、1階が通史、2階が書画と寄贈品、3階がアジアの展示と彫刻工芸となっている。一つ一つのフロアが広大なので、ある程度観覧する展示を絞り込む必要がある。自分は1階の通史と3階の彫刻工芸のみに。
まずは通史。三韓、三国、統一新羅くらいまでの発掘物は古代って感じなんだけど、
高麗になると途端に文化的になる。これは青磁の化粧道具。文化的だ。
その他、渤海の部屋がめちゃくちゃあっさりしてるとか(渤海は朝鮮民族の国か、中国少数民族の国かで論争があるんですね)、え、ハングルの母音記号って発音する口の形から来てるんだ? とか、いろいろ興味深い。
疲れたので館内のカフェで休憩。
続いて、3階の彫刻工芸のスペース。金属加工の瓶。端正。
高麗青磁もさすが。
朝鮮時代の粉青沙器と白磁はちょっと大味かな。説明文のトーンも少し下がっていたような。
他にも名品が大量にあるのですけれども、実際に行っての楽しみをスポイルするのもよくないので、ここでの掲載は差し控え、自分用に別枠で名品のまとめを作っておきます。
生ユッケ
明洞へ戻る。ソウルは市内に丘や山が点在しており、明洞のような繁華街でもかなりのアップダウンがある。
「大使館前の両替所」(という名前の店)でウォンをゲット。なんの大使館かというと中国大使館なんですね。両替は行列が出来ていたけれど、回転も速いのですぐに完了。
ソウル、観光客が行くようなところではほぼすべてクレジットカードが使用でき(ちょっとした食堂でも!)、日本よりキャッシュレスが進んでいるような感じですが、念のため。結局、ほぼ使いませんでしたが。
明洞、忠武路、鍾路3路から鍾路5街。降りるとすぐに広蔵市場。屋台が連なっており、壮観。
上の写真のすぐ右の路地に入るとあるのがプチョンユッケ。周囲もみんなユッケの店ですが、ここだけ行列が出来ていて、世界中どこでもよくある現象です。自分もここに並んでしまうのですが。
前に7~8人ほど並んでいましたが、15分ほど待って入店。
名物の「ユッケと活きテナガダコ」。タコが皿の上でうねうね動きます。これは悪魔の食べ物……せっかく人類が手に入れた文明であるところの「火」を捨て去るとは……海苔に巻いてごま油を付けて食べると超美味しい……
広蔵市場はちゃんと地元の人がごはん食べに来ているのがよい。
パッピンス
鍾路5街から東廟前で6号線へ乗り換え、新堂へ。新高円寺のような佇まいです(そうか?)。
北海氷水(プケピンス)。
カフェ風の店内。
雪花ミルクピンス。ソルビンよりさらにさらさらの、本当に粉雪みたいな食感。
東大門市場
歩いて東大門市場へ。ここがソウルの中心かというくらい華やかで賑わっていますね。
東大門デザインプラザ&パーク。
ドゥータモール。ここは卸でなく小売のファッション専門ビル。明け方まで営業しているそうな。
韓国の若者で賑わっていました。