ぶりだいこんブログ

推理小説とか乃木坂46の話をしています。

韓国福岡旅行2019年(1)1日目・明洞

旅の計画

 簡単なようで難しいのがANA特典航空券を使った海外旅行である。
 今、手元にはANAマイルが15,000ある。自分は韓国へ行ったことがない。そして、韓国へ行くのに必要なマイル数はレギュラーシーズン・エコノミーで15,000である。じゃあ、韓国へ行こう、と考えるも、韓国は人気の旅行先ゆえ半年先まで羽田金浦の空席がない状態である。陸マイラーや修行僧のようなガチ勢でない人間にとって、ささやかに貯めたマイルで海外旅行をすることは叶わないのだろうか?
 いや、そんなことはない。羽田発に比べれば、地方発――例えば、中部仁川や関空仁川は格段に空席が見つかりやすい。今回、ANAの提携特典航空券をいろいろな条件で検索した結果、福岡仁川であれば容易に発券できることが判った。
 ちなみに、福岡仁川も、羽田金浦も、羽田福岡仁川も必要なマイル数はすべて15,000である。大雑把に言うと、これは通常の有償航空券も同じ考え方である。自分の理解では、航空会社は飛行機の座席を売っているのでなく、ある地点から別の地点へ移動するためのpathを売っているのである。
 さて、福岡を経由して、つまり、それだけ時間をかけて韓国へ行くことに意義があるのか、と自問する。
 福岡空港は初訪問になる。得点1だ。乗り継ぎで時間があったら市街地に足を伸ばすことができるかもしれない。得点2。もう一歩推し進めると、福岡でストップオーバーして一泊できるのでは? もう一度提携特典航空券を検索すると、できるようだ。3得点目。
 結論として、このような特典航空券を発券した。*1

  •  1日目 NH251 HND->FUK
  •  1日目 OZ133 FUK->ICN
  •  5日目 OZ132 ICN->FUK
  •  6日目 NH242 FUK->HND

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 プライオリティ・パスを発行していたので仁川のラウンジへ行ってみたいという気持ちも少しある。
 自分は歴史と博物館と市場と高層建築物の展望台が好きなので、韓国ではだいたいそのようなころへ参ります。はい。

羽田から福岡まで

 羽田の国内線第2ターミナルでANAの国際線乗り継ぎカウンターへ行く。HND->FUKとFUK->ICN、2枚の航空券が発券される。預け荷物も福岡での引き取りはなく仁川まで運ばれる。
 B777-200で3-4-3の座席。福岡に降機するのは初めてなので、わー、福岡だー、と思う。

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 着陸時はざあざあ振り。

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福岡から仁川まで

 国内線ターミナルの建物を出てすぐ右手の国際線ターミナル行きの無料シャトルバスへ乗車。

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 一般道と空港敷地内の専用道を通って、10分程度で国際線ターミナルへ到着。
 1階でレンタルWiFiを受け取る。今回のように国内線から国際線へ乗り継ぐ場合、国際線へ乗る空港でレンタルWiFiを受け取るのが一般的である(もし出発地の羽田で受け取る場合、国際線ターミナルでしか受け渡しがされないので、わざわざ国際線ターミナルへ寄ってから国内線ターミナルへ向かう必要が出てきてしまう)。
 既に仁川行きの航空券を持っているため、チェックインカウンターへ立ち寄らず、そのまま保安検査へ。

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 保安検査後、プライオリティパスで入場可能なKALラウンジへ行く計画だった。
 しかし、営業外……プライオリティパスのページには11:30~15:20は営業時間って書いてあったのに、嘘つき!(KALラウンジは大韓航空の飛ぶ時間しか営業しないようで、ラウンジが悪いわけではない)

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 どうしよう、ここで昼ごはんのつもりだったのに。軽食コーナーのカレーに心惹かれるけれども、どうせソウル着いたら食べるものはたくさんあるし、我慢する。
 あとから増築したような48番ゲートへ向かうと、アシアナ航空より呼び出しが。すわバゲッジロストかと緊張するも、パスポートチェックとアシアナの航空券発券だった。前日に自動オンラインチェックインも行われていたし、羽田で仁川までの航空券が発券されたからいいだろうと思っていたけれど、福岡でアシアナのカウンターへ行っていた方がよかったのだろうか?
 バスで沖止めの機体へ。ナローボディなのでA320ですかね。A321でした。座席配列は3-3。

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 朝鮮半島へ達したくらいで軽食が配られる。1時間ちょっとの便で機内食があるとは思っていなかったのでびっくり。チキンとライスだけでしたが、空腹に沁みましたね。コチュジャンを添えるのが韓国のエアラインっぽい。

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 韓国に降機するのは初めてなので、わー、仁川だー、と思う。

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空港からソウル市内まで

 入国後、空港鉄道A'REXでソウル市内へ向かいます。トラベルカウンターでJCBで購入すると割引があります。

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 まだ空港から出ていない状態だけれども、A'REXのホームへ降りてくるまでに思ったのは、「韓国は都会だな」ということ。よくも悪くもシステマティックで人間が素っ気ないというか、まるで東京みたい。

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 車窓を楽しもうと思うが、寝てしまう。

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 ソウル駅に到着して、地下鉄4号線へ乗り換えるべく案内に従って構内を歩く。自動改札をA'REXの切符をかざして通過し、さらに進むと4号線のホームへたどり着いてしまう。ん? 地下鉄の切符を買ってないのにいつの間に? このまま電車へ乗ってしまうと死亡と思われる。ソウル駅は巨大なので、地下鉄構内経由でないと出られない出口のために便宜的にA'REXの乗車券で地下鉄構内に入られるようになっているのではないか。というわけで、一度地下鉄の改札から出て(A'REXの乗車券をかざしたら出られた)、T-moneyカードを購入する。改めて改札し、ソウル駅から4号線で明洞へ。
 10番出口の階段を上ると予約していたセジョンホテルが見える。

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 韓国の街中は、この前に行ったのが中国だったからか、随分と落ち着いた印象。繁華街のすぐ目の前に山(南山)があるのにびっくりする。

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 世宗ホテルは労働争議を抱えているようです。

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 初めての韓国なので土地勘がなく、明洞の駅近ならハズレはないだろうと世宗ホテルにしました。実際、駅近は助かるし(特に雨の時などは)、明洞で買い物するには都合よいのだけれど、明洞駅自体は地下鉄4号線が通っているだけなので、ソウル市内を歩き回るのであれば、2号線、4号線、5号線の乗換駅である東大門歴史文化公園駅とか、1号線と2号線の乗換駅である市庁駅の方が交通の便はよかったかも(1号線、2号線はよく使います)。

明洞

 晩ごはんを食べに、明洞の黄金牧場へ。

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 店内は日本人と中国人ばかり。

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 カルビとサムギョプサル。店員さんが時々来て肉を焼いてくれます。

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 続いて、斜向かいの建物の2階にあるソルビン。

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 店内は韓国の若者と日本人の旅行客で賑わっています。

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 きな粉餅ソルビン。氷は粉雪みたいな感じで、きな粉の甘さで食べるような感じ。存外にあっさりしていて、和菓子とおなじ指向というか、個人的には好きな味です。

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 大人気のオリヤン。老若男女が買い物をしています。

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 オリヤンのレジでなんて話しかけられているか解説してくれている動画(自分は明洞中央店で買い物したからか、韓国語でなくて英語だったけれど)。

www.youtube.com

 明日に備えて寝ます。

 

buridaikon.hatenablog.com

*1:厳密には福岡の降機時間が24時間未満のためストップオーバーに該当しないと思われるが。