ぶりだいこんブログ

推理小説とか乃木坂46の話をしています。

乃木坂46「若月佑美卒業セレモニー」ライブビューイング

 乃木坂46若月佑美卒業セレモニー、ライブビューイングですけど、観ました。さいっこ~~~によかった! 「卒業コンサート」でなく「セレモニー」ってなに? と思ってたけど、歌あり笑いあり涙ありの素晴らしいショーで、若月佑美さんの練れた人柄が存分に堪能できました。

 若月佑美さんは女性アイドルグループ乃木坂46の1期生。選抜回数20回、福神回数8回……と乃木坂46ファンでしか分からない指標で恐縮ですが、人気メンバーの一人です。二科展へのデザイン画の出展や、舞台、現在日本テレビ系で放映中の「今日から俺は!!」に出演するなど多彩な面をもっています。2018年10月に乃木坂46からの卒業を発表し、2018/12/4の「卒業セレモニー」を以って卒業しました。

 これまで卒業するメンバーで「卒業コンサート」はやっても「卒業セレモニー」というのは初めてだったので、いったいなにをやるんだろう、でも、仮にライブもあるのであれば、若月さんにちなんだ、

  • 告白の順番(女子校カルテット初のMV付き楽曲)
  • 失恋お掃除人(若様軍団)
  • 制服のマネキン(ボールを打った金属音)
  • ガールズルール(10秒で水着に着替えよう)
  • ダンケシェーン(やっぱ乃木坂だな!)

 は絶対にやってほしいし、

  • 狼に口笛を(アンダーフロント)
  • 音の出ないギター(MVで西野七瀬さんと共にフィーチャー)
  • 他の星から(あの手の振り)
  • 無口なライオン(MVで西野七瀬さんと共にフィーチャー)

 もよかったらやってほしいななどとぼんやり考えながらライブビューイングの会場へ向かった。

 映画館では開演前から会場(日本武道館)と中継がつながっており、影ナレは若様軍団の梅澤美波さん、阪口珠美さん、山下美月さん。定型文なんだろうけど、「以上のことが守れない場合はコンサートを一時中断することがあります」と言っていて、(やっぱコンサートなのね……)と心の中で思った。

 開演、「OVERTURE」が流れ(ライブなの? やっぱライブなの?)、

youtu.be

 おもむろに乃木坂46ではない男性ダンサーが踊り始める(これはいかに……)。困惑していると、若月さんがロボットダンスで登場。若月さん、別にやりたいわけでもないだろうのにファンサービスでロボットダンスをやるなんて、なんていい人……!
 ダンスパートからシームレスにライブが始まり、「狼に口笛を」

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「音が出ないギター」

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 と期待通りの演目。

 MCパートでは、ソファを引っ張り出してきて、メンバーとくつろぎながらランキング形式で「清算すべき楽曲」を順に披露。
 ここでもファンが観たい若月さんの持ちネタ「れかつき」(「まあいいか?」のグループ内カバー)、

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「女子校カルテット」(「告白の順番」)、

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「箸君」(「失恋お掃除人」)、

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「リチャード」(「低体温のキス」のグループ内カバー)をやり切り、また、自分がパフォーマンスをしたわけでもない「ボーダー」をリクエストするなどの2期生への気遣いも。

 ランキングを終えると、再びごりごりのライブパート。「会いたかったかもしれない」

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「ガールズルール」

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「ロマンティックいか焼き」「帰り道は遠回りしたくなる」

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 など盛り上げ曲連発のパワープレイすらも、ファンへの「楽しんで帰ってほしい」という気遣いと思われる。

「失いたくないから」を歌唱しながらメンバー一人一人に花を渡すパフォーマンスで泣かせつつ、

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 渡し終わったあと花束の入っていた紙袋の底に「最後の曲は」「ダンケシェーン」と書いてある演出も、若月さんらしいウィットで最高。

「卒業セレモニー」ということで、事前には、手紙読んだりしてあと1、2曲歌ったりして、トータル1時間くらいかな、などと予想していたけれど、結局、15曲披露、たっぷり2時間のライブ。テーマがはっきりくっくりしており、個人的には今年の乃木坂46のライブ相当イベントの中では一番楽しかったかも。

 強いていうと1個だけよくなかったところがあって、それは「ガールズルール」の「10秒で水着に着替えた」で若月さんを抜かなかったところですけれども、逆に言うとカメラリハも十分にできないくらい慌ただしい中でわざわざセレモニーやってくれたってことで、結局は感謝しかない。

 ちなみに、久保史緒里さん激押しの「ロマンスのスタート」1分28秒(正直、そこまで目を皿にしては観ていなかった。久保さん、すげー)。

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乃木坂46 『ロマンスのスタート』Short Ver. - YouTube

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 卒業イベントというアイドル最高の晴れ舞台で、メンバーを気遣い、ファンを楽しませることに徹した若月さん。こんな人柄なら乃木坂46という看板を下げてもどこでもやっていけるし、そういうところにちょっと涙してしまいました。