ぶりだいこんブログ

推理小説とか乃木坂46の話をしています。

中国旅行2017年(武陵源・麗江古城)(9)8日目・帰国、感想

 タクシーで成都双流空港へ。6時半頃に到着したが、チェックインは7時からとのことで、時間つぶしがてらその辺でお土産を探す。チェックイン、出国、保安検査(出国のあとに保安検査があるという変わった構成だった)。
 ビジネスラウンジで朝食。成田ANAラウンジとは比べるべくもありませんが、事前に恐れていたよりは全然よかった。(自分にとって)食べるものはあまりありませんが、ゆっくりすることができます。

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 トイレへ行くと、おなかを下している。昨日の麻婆豆腐か。慣れない刺激だったからな。
 搭乗口へ向かい、搭乗。ビジネスクラスはがらがら。中国大陸が概ね晴れていたので窓からの景色が見られる。四川盆地広すぎる。

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 武漢付近の広大な平野。『キングダム』を読みながら中国大陸を眼下に見るのも乙なものである。

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 昼食は洋食を選択。味は往路同様悪くない。

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『ねえ、ママ』(池辺葵)を読む。15時半頃、成田空港着陸。滑走路をぐるぐる回って結局沖停めかい。

 

ねぇ、ママ (A.L.C. DX)

ねぇ、ママ (A.L.C. DX)

 

 


全体的な感想


 正直なところ、行く前は少しビビっていた。中国内地を旅行するというのがどういう感じになるのかあまりイメージが湧いてなかった。なので、ある程度を旅行代理店に頼むこととした。
 行った結果としては、基本的に恐れる必要がなかった。観光地にしか行かなかったから、というのが大きいけれど、空港でもタクシーでもバスでもレストランでもその辺の食堂でも、過剰なおもてなしというのはないが、普通程度には親切であった。英語がほとんど通じないのは少々閉口したけれど、日本人がそれについて悪口を言うことでもなかろう。表記は漢字なので看板の意味はだいたい分かるし(簡体字も慣れればだいたい意味は分かる)、観光地だと英語でも必ず併記しているので安心だ。
 治安に関してこれといって不安を覚えることはなかった。自分は、海外での治安は「女性や子供がその辺を出歩いているか」を一つの目安としているが、今回訪れた地域は概ね22時以降でも女性や子供がその辺を出歩いていたので、そういうことだろうと捉えた。日本人だから酷い目に遭うということもまったくなかった。むしろ内地の人々は日本人にさして関心がないようだった。韓国人や台湾人や西洋人と同程度の観光客の扱いである。ちなみに、数年前に上海を訪れた時は、いわゆる「中国茶詐欺」に声をかけられたことがあった(引っかかってはいません)。沿岸部は日本人が多いので、より日本人をターゲットにした犯罪が多いのだろうな、と改めて思った。武陵源麗江古城もなにせ日本人が来ないため、わざわざ日本人をターゲットにするのも非効率なのだろう。
 実を言うと、旅行前に職場の中国人の友達に「今度一人で麗江に行くんだ」という話をしたところ、彼は表情を曇らせ、「一人で中国を旅行するのはお勧めしない。中国人だって国内を旅行する時は必ず二人連れ以上で行く」と言うのだった。自分は、「まさかあ」と笑ったのだが、彼は「最近、若い女性二人組が麗江を旅行した時、食堂で麗江の悪口を話していたら、そばに座っていた男が突然立ち上がり、その女性の顔をぼこぼこに殴ったという事件があった」などと言う*1。「まあ、中国人は日本人からの評判を気にしているから、なにかあったら警察署へ駆け込めば翌日には犯人が逮捕されてるよ」とのことで、それもあって少しビビっていたが、全然そんなことなかったよ!
 また、今回は中国の国内便を何度も利用したので、遅延、荷物のロストを懸念していたが、遅延に関しては1回だけ30分程度、荷物のロストはなかった。ちなみに、これまで荷物をロストしたのはオランダのスキポール空港のみなので、自分の中ではオランダより中国の方が評価は上である。
 これならもし次に中国を旅行する時はすべて個人手配でも十分だと感じた。


武陵源麗江古城の感想


 どちらも大変観光地然としており、風情が消し飛んでいるような場所だった。麗江古城については事前に調べていた段階でも「観光地なので昔の風情はあまり期待できない」とあったので、まあ、その通りだったなと思った。では、それが悪いのかというと、自分としてはむしろもっと観光地化させた方がより楽しめるのではないかと思った。いっそ、テーマパークに徹してもらった方がずっとよいというか。
 麗江古城のエントリで「似たような店舗ばかり並んでいる」と書いたが、そういう判で押したような街づくりが、もしかしたら昭和の日本の観光地もこんなだったのかなと感じた。デービット・アトキンソンではないが、今後、中国もより体験型の観光にシフトしていくはずなので、いっそその方向に突き詰めてもらえれば、観光地然としていても決して悪いものでないと思う。

 

buridaikon.hatenablog.com

 

*1:友達の説明とは状況が異なっているけれど、恐らくこれか。 http://www.recordchina.co.jp/b162207-s0-c10.html