ぶりだいこんブログ

推理小説とか乃木坂46の話をしています。

美術

「メトロポリタン美術館展」(国立新美術館/2022)

ニューヨークにあるメトロポリタン美術館所蔵の西洋絵画65点を公開する特別展。まず大阪市立美術館で開催され、続いて東京・国立新美術館への巡回となる。 ルネサンスからポスト印象派までをカバー。時代のバランスや、最後をゴッホ(とゴーギャン)で締める…

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」(国立西洋美術館/2020)

西洋美術の代表的なミュージアムの一つであるロンドンのナショナル・ギャラリーのコレクションを借り受けた特別展。ルネサンスからポスト印象派までを幅広く展示している。 当初は2020年3月から6月までの会期だったが、新型コロナウイルスの影響で6月から10…

「ハマスホイとデンマーク絵画」(東京都美術館/2020)

前に国立西洋美術館の常設展を訪れた際、ヴィルヘルム・ハマスホイ(ハンマースホイ)の絵が印象に残った。室内を水平に描く構図で、画面外から陽光が差し込み、女性が楽器を弾いている。フェルメールを思わせるのだが、独特の疎外感がある。 buridaikon.hat…

「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」(国立西洋美術館/2019)

日墺友好150周年を記念し、オーストリアを本拠地としてヨーロッパで強大な権勢を振るった一族、ハプスブルク家が収集した美術品を取り揃えた特別展。ウィーンの美術史美術館、およびブダペスト国立西洋美術館より絵画、甲冑、工芸品などが出展されている。東…

『バロックの光と闇』(高階秀爾/2001)

西洋絵画では初期フランドル派からバロック付近が好きで、この辺りにもう少し踏み込んで見識を得たいと思い、丸の内オアゾの丸善などを覗いてみたけれど、バロック以外の時代――ルネッサンスや印象派について書籍や、もしくはフェルメールやベラスケスといっ…

「ルーベンス展―バロックの誕生」(国立西洋美術館/2018)

ピーテル・パウル・ルーベンス(1577~1640)はスペイン領ネーデルランド(現在のベルギー)の画家で、バロック絵画の代表的な存在。工房を設け多くのスタッフを使うことで大量の作品を世に送り出した。代表作として『マリー・ド・メディシスの生涯』、『レ…

国立西洋美術館 常設展

上野恩賜公園にある国立西洋美術館の常設展を訪れにあたって、展示されている中でも特に著名な画家――具体的にはウェイデン、ティントレット、エル・グレコ、ルーベンス、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、ムリーリョ、ヤーコプ・ファン・ロイスダール、フラゴ…